今日は一年間教わったお作法をお家の方に披露するお別れお茶会がありました。
赤いじゅうたんが敷かれ、野点傘に雛飾りといつもと全く違う雰囲気に整えられたホールで、子どもたちはお家の方が見守る静寂の中、お点前をしました。
年長組になった頃は20分間の正座も我慢が難しく、お箸も上手に扱うことができず苦戦していましたが、お作法の先生から教わった子どもたちは、みんな姿勢よく座り、滑らかな動きでお菓子器からお干菓子を扱うことができていました。
お抹茶も初めは苦手な子がいましたが、最近では「おいしい」と飲み終わった後に感想が聞こえる位、自分で点てて頂くお茶やお作法の時間に親しみを持っている様子がありました。お作法の時間は毎回のお菓子を楽しみにしていた子どもたち。今日はお雛様のお干菓子でした。
なかなか現代の住宅全てに畳の部屋があったり、お抹茶をいただく等の機会がない子どもたち。立ったり座ったりの所作やお茶碗でお茶を点てることなど普段の動きにないことが、お作法の1年間で身についたことは貴重なことだと思います。
楽しかったお作法。機会があればお家でも楽しんでみて下さい。

きりん組 初めの挨拶

お茶を点てています

今日のお菓子

くま組 みんな姿勢よく座っています

お菓子器からお菓子を

ぞう組 みんなお箸も上手に扱えるようになりました

自分で点てたお抹茶を飲んでいます